2010年2月5日
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予選リーグ(ラウンドロビン)最終日、日本はここまで2連勝の韓国と決勝進出を懸けて対戦。シングルスのクルム伊達公子と森田あゆみ、ダブルスの藤原里華/瀬間友里加組がいずれもストレート勝ちを収め、3-0で快勝した。日本は3戦全勝でAグループ1位となり、明日の決勝でBグループ1位の中華台北と対戦する。勝てば4月に行われるワールドグループ2の入れ替え戦進出が決まる。
2戦2勝の韓国。大会初日には第3シードのニュージーランドに完勝していた。選手個々のランキングは高くないが、勢いに乗せてしまうと怖いチームと思われた。
しかし、そんなわずかな懸念を第2シングルスの森田が一掃してしまった。相手に付け入る隙を与えないプレー。素速く打点に入り、常にタイミングよくでボールを捕らえた。相手は森田のラリーのペースに付いていけない。このプレーを見れば、第1セットの6-0は当然のスコアだった。第2セットも攻撃の手を緩めない。試合はわずか53分で決着した。
「出だしから相手のボールに合っていて、いい感じでプレーできた。6-0、6-2のスコアにも満足している」と森田。村上武資監督も「相手は森田のスピードについていけなかった。昨日の悪いところも修正できた」とほめた。
クルム伊達と対戦した金昭貞はWTAランキング249位ながら、思い切りのいいカウンターショットを持つ、しぶといプレーヤーだった。さすがのクルム伊達も、なかなか自分のリズムがつかめない。それでも、第1セットは5-2と先行し、食い下がる相手を6-4で振り切った。第2セットも競り合いを抜け出したのはクルム伊達。相手サーブを続けてブレークし、5-2とリード。第1セットはよく追い上げた金も、今度は余力は残ってないようだった。
クルム伊達は「相手は私のプレーをよく研究していたし、思いきったプレーでボールに伸びがあった。私自身も目に見えない疲れで、体の切れがなかった」と振り返った。「一気に流れをつかむためには(セット)中盤で仕掛けていかなくてはいけないと思い、より集中力を高め、よりポジティブにプレーするよう心がけた」とクルム伊達。2セットとも中盤の主導権争いを制した勝負強さはさすがだった。
3戦全勝で決勝進出。開幕前の予想通り、中華台北と決勝で顔を合わせる。クルム伊達は「ここまでは順調だが、明日が大勝負になる。相手は層が厚く、強敵だが、ベストパフォーマンスになるよう、調整と気持ちの準備をしたい」と話した。シングルス2で出場する予定の森田は「おそらく張凱貞との対戦となるが、攻撃的にハードヒットしてくるので遅れないように早く準備して、自分のテニスを貫きたい。ダブルスが強いチームなので、シングルスでしっかり勝って終わらせたい」と力強く語った。村上監督は「最後の一戦、力を出し切りたい。明日が本当のフェドカップだと思っている。相手も力はあるが総合力では負けていない。何とか勝利をもぎ取りたい」と力を込めた。
(※世界ランキングは2月1日付)